
オンラインの母親学級も第4回目となり、一人での受講にもすっかり慣れました。参加者のみなさんともメールや会話を通じて打ち解け、それぞれの近況を聞き合うほど親しくなってきています。
今回も印象に残ったことをシェアしたいと思います。
①ライス スターチ(米でんぷん) で沐浴&保湿

赤ちゃんの沐浴についてのお話で”Amido di riso”アミドディリーゾ(ライススターチ)をベビーバスにスプーン一杯いれて保湿剤として使って洗う、というのを聞きました。粉のままベビーパウダーとして使うのでもいいのだそうです。
ベビーパウダーの原料を調べてみるとコーンスターチなどの植物性でんぷんが使われているのですね。タルク(鉱物)の入っていないお米のでんぷんだけであればお肌にもやさしい保湿剤として使えそうです。
②イタリア式 骨盤底筋体操

妊娠中の子宮を支え、排せつのコントロールをする骨盤底筋のエクササイズ。
コースの中で紹介されたのは以下の方法です。
①立つ・横になる
もしくは横になったまま膝を曲げて開脚し、両足の裏を合わせるポーズ(がっせきのポーズ)
②骨盤の中にある5階分のエレベーターを昇降させるイメージで引き締めたり緩めたりする。
③呼吸と共に口を開けて声を出しながら行うと口の筋肉と骨盤底筋が連動して緩みやすくなる。
※よつんばいになる猫のポーズや両足の裏を合わせて座るチョウのポーズも骨盤底筋が緩みやすくなるのでお産の時に有効。
③涙のカンガルーケア

赤ちゃんが生まれてまもなく母親がだっこできるカンガルーケア。
コースでもカンガルーケアが紹介された際に“帝王切開の人はできるのか”という質問が出ました。コース内の参加者10名のうち3名が既に帝王切開でのお産と決まっていて、質問をしたのは帝王切開をする人でした。
“残念ながら帝王切開は手術のようなものなのでカンガルーケアはできないけど、顔のすぐ側まで生まれた赤ちゃんを近づけるからお互いに愛情を感じられます。”と助産師さんが言ったとき、質問した彼女が涙してしまいました。
一方でお産に恐怖を抱いていると言っていた参加者の一人が“自然分娩よりも帝王切開のほうがこわくないのではないか”とフォローをしたときに、同じく3人目を帝王切開で出産する人が
“もし一人目の時にもどってお産の方法が選べるのなら、私は自然分娩を選びたい。帝王切開で生んだとき、まずは赤ちゃんの無事を知って神様に感謝したの。でもすごく非日常という感じだった。赤ちゃんが生まれてすぐの夫の涙が忘れられない。”
と涙声で話すと、一人、また一人と涙ぐみ、最後は助産師さんまで泣いてしまいました。
私も、この時は涙が流れて止まらなくなってしまいました…。

助産師さんがみんなの心を安らげるためにリード付きの瞑想を提案してくれたのでコースの最後にみんなで目をつぶって瞑想しました。
“まばゆい光の中を気持ちよさそうに水中にいる赤ちゃんに話しかけてください”と言うリードの後、急に赤ちゃんがどしどし私のお腹を蹴って暴れだしたのでさっきまでぽろぽろ泣いていたのに笑ってしまいそうになりました。
おわりに

今回はみなさんがそれぞれの想いを抱えて妊婦生活を送っていることが深く伝わるような回でした。赤ちゃんの話をするとみんながふわっと幸せそうな笑顔になる場面や、お互いに共感しあって涙する場面を通じてみんなで力を合わせて心の準備をしていくような不思議な一体感を感じます。コースの受講ができて本当によかったな、と思っています。