
夏休みから参加し始めたオンラインの母親学級は3回目となりました。
今回は夫のサポートなしで一人での参加です。助産師さんからは「わからないことがあったら遠慮なくいつでも質問して!」とあたたかく接してもらい、安心して受講することができました。
今回も印象に残ったことをシェアしたいと思います。
※レクチャーの内容は正確性や真偽を保証するものではありません。
①イタリアでもアクティブバースを推奨

日本の妊娠・出産の書籍では「アクティブバース」という言葉を見かけます。
女性と赤ちゃんの主体性を尊重したお産、とされるこの方法をイタリアでも推奨しているようです。ただ陣痛が来るのを待つのではなく時期に応じた体勢や動きで女性自身がお産の促進を図るというものです。
・陣痛の始めの段階→ウォーキング、階段昇降 等
・尾骨や恥骨付近を胎児が通るとき→ 体をよつんばいにする猫のポーズ 等
・軟産道を通るとき→しゃがんで開脚する 等
といった感じで骨盤の写真を見ながらポーズの解説がありました。
大切なポイントは日頃から自分がリラックスできるポーズを模索しておくことなのだそうです。(私も練習しなくては(^^;))
②イタリア人の大好きなリラックスアイテムで陣痛促進

一般的にお産への不安や恐怖でアドレナリンがたくさん出ると分娩が遅れてしまう傾向があるそうです。特にコロナ禍で立ち会い出産がどこまで可能かあいまいな今、多くの妊婦さんが不安を抱えている状況でお産の際のストレスマネジメントが重要視されています。
音楽やマッサージ、呼吸や照明を落とす、などみんなでリラックス方法をディスカッションした後に助産師さんからおすすめされたのは「アロマ」でした。

特にラベンダーとレモンの香りのエッセンシャルオイルがおすすめなのだそうです。ラベンダーとレモンはイタリア人が大好きな香りで石鹸や香水に多用されています。
※2020年9月現在、私の住む県では陣痛の合間は家族やパートナーが病院へ入って同席することができません。赤ちゃんと対面する間近(分娩第2期・娩出期)でパートナー1人の入室が許可され、産後も短時間であれば同席できるそうです。病院やその日のお産の件数などで対応が異なるようで参加者同士でも情報交換が頻繁に行われています。
③入院グッズで一番大切なもの

コースでは病院へ持って行く入院グッズについて様々な説明がありました。
日本ではお産の時に病院のパジャマなどを借りられるようですがイタリアでは持参すること、冬生まれの赤ちゃんでも肌着は半袖がいいこと、代わりに上着を綿ではなくフランネル生地などあたたかいものにするなど細かい情報がとても参考になりました。

ここでの助産師さんのおすすめは「おやつを持って行くこと」でした。
日本のようにコンビニが身近になく買ってきてくれる家族のサポートも時期的に得られないので、体力を維持するためにもスポーツドリンクやおやつを持参して食べられそうなときに食べるのがいいのだそうです。

なんだか遠足のようなお話で参加者のみなさんもウキウキした様子でした。
好きなおやつがあればストレスマネジメントにもなるかもしれませんね。
少しでもハッピーな気持ちになれるように、私は日本のゼリー飲料やお菓子を持参しようかな、と思いました!
おわりに

母親学級に参加してイタリアではどのような取り組みをしているのか学べるのでとても参考になっています。参加者同士のメールのやりとりも毎日行われ、楽しく情報交換ができています。自分の職業柄、人の顔と名前を覚えるのは早いのでメールや会話を通して他のみなさんのことも少しずつわかってきました。
こうして定期的に参加することでイタリア語でのコミュニケーションやお産への心の準備のいい機会になっています。