言語学習で上達するためのサポート方法①

Miwako

日本語のレッスンを行うなかで講師もびっくりするようなお子さんたちの急成長や上達が見られることもしばしばです。このようなお子さんたちがレッスンの効果を最大限に得られ、それ以上に能力を発揮できるようになったのはなぜでしょうか。

言語学習で上達が早いお子さんとそのご家庭の特徴やサポート方法について考えてみたので3回に分けてご紹介します。

トライアル&エラーができる機会作り

最近ビジネスやスポーツ、料理やダイエットなど幅広い分野で「トライアル&エラー」という言葉が使われています。これは目標に対して手段を変えるなどの試行錯誤を繰り返し、解決策を得るという行動様式を指しています。

日本語のレッスンもまた講師とのテーマや目的に応じたコミュニケーションの練習や教材の持つ到達目標に自分を合わせていく作業の繰り返しです。レッスンは家庭の自由な会話とは異なる種類の言語の学習が目的なので、学ぶ側のアプローチの仕方も異なってきます。

お子さんたちは講師と一緒に楽しんだりいい関係を作ったりするにはどうしたらいいか、ということにとても敏感です。少しでも自分で違うな、と感じると言葉を変え、ジェスチャーを変え、できる限りの努力を見せてくれます。いつも前向きにコミュニケーションをとろうとがんばってくれるお子さんたちの様子を見て私も胸を打たれています。

言語学習で上達が早いお子さんの共通点はこの「トライアル&エラー」の習慣を持っているという点です。何事においても大人に答えを聞くことを解決策とするお子さんよりも、日頃から遊びやお稽古事で直面する課題や目標に対して自発的に試行錯誤ができるので、レッスンでもその力を大きく発揮し積み上げを作っていくことができます。
また、課題に直面しうまくいかなかった時の心の整理もとても上手です。

日頃から遊びやお手伝いを通じて何かを漠然と行うよりも「今日はこれをやってみよう」などと具体的に目標設定し自発的に行動する習慣づくりがあれば多方面で能力を伸ばすカギとなるかもしれません。